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ウクライナ東部の都市ハリコフ、国立大学などが攻撃され21人死亡

「恐ろしい空襲だ。外は昼間のように明るい」。現地時間1日午後11時20分ごろ、侵攻間もない時期から現地の様子を伝えてくれる大学生ドミトリーさん(19)から急きょメッセージが届いた。「朝まで生き延びられるといいが。一般市民に爆撃を行っている」。空襲の激しさを伝える短い言葉は、切迫の度合いを強めた。  無事を確認できたのは2日午前8時ごろ。返信があり、「多くの飛行機が住宅地などに爆弾を投下した。18歳の若者たちがいる陸軍幼年学校の寮も狙われた。今、またしても中心部に巡航ミサイルが(撃ち込まれた)」と証言した。  当時は友人が勤務するIT企業のオフィスにいたといい、ビルの地下室シェルターで一夜を過ごした。「食料などがあるし、シャワーも使える」と説明。一緒に避難した友人と言葉を交わすことはなく、SNSでの安否確認などに追われた。  地下19メートルの地下鉄駅に避難した同僚からは「(空爆の衝撃で)天井が揺れている」と連絡が入った。市内を走る3路線の地下鉄駅約30カ所はシェルターとして開放されているが、「南北に走るアレクセエフスカヤ線の駅はどこも満員だ」と教えてくれた。  ウクライナ国内では軍への志願者が急増しているという。ドミトリーさんも入隊を希望していたが、「志願者があまりにも多く、僕らは採用されない」と残念がった。停戦が継続協議となっている間も、攻撃は緩まるどころか激しさを増している。ドミトリーさんは連日の取材に対し、「人々は(何が起きているのか)真実を知るべきなんだ」と訴えた

ロシア軍による全面侵攻から2日で7日目を迎えたウクライナ。  頑強な抵抗を受けるロシア側の爆撃は、無差別の様相を呈している。北東部にあるウクライナ第2の都市ハリコフは、前日深夜からかつてない規模の空襲に見舞われた。「朝を迎えられるか」。無数の閃光(せんこう)が闇を照らし、地下シェルターの天井が揺らいだ。

当初、「ウクライナ国内の親ロシア派の保護のため軍を派遣する」のが言い分ではなかったか。それがロシア系住民も多く住むハリコフに無差別爆撃とは、完全なる詭弁だった事が良く分かる。

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